東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

太陽との距離、海王星の80倍 新天体を米チーム発見

写真

 【ワシントン=共同】冥王星よりもはるか外側の太陽系の端で、太陽を中心に回る小惑星サイズの天体を新たに見つけたと、米カーネギー研究所などのチームが二日発表した。楕円(だえん)軌道を描いており、遠い場所では太陽から地球の距離(約一億五千万キロ)の二千三百倍も離れた宇宙空間を飛ぶという。

 チームは、米ハワイ島の国立天文台すばる望遠鏡などの観測で発見。直径約三百キロのこの天体を「ゴブリン」という愛称で呼んでいる。「太陽系の端には他にも未発見の天体が多数あるとみられる。太陽系の端で何が起きているのか理解するのによい手掛かりとなる」としている。

 太陽から最も遠い場所での距離は、太陽系で一番外側の惑星の海王星(四十五億キロ)と比べても約八十倍遠い。太陽に最も近いところでも太陽−地球の六十五倍、海王星の二倍強離れている。太陽の周りを一周するのに四万年ほどかかるが、遠すぎるため、地球から見えるのはそのうち四百年程度だという。二〇一五年十月にすばる望遠鏡で捉えた。他の望遠鏡でも観測して軌道を特定した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報