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【社会】

傷害事件 元日馬富士を提訴 貴ノ岩、2400万円賠償求め

(左)貴ノ岩(右)元横綱日馬富士

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 元横綱日馬富士(はるまふじ)の傷害事件を巡り、被害者の貴ノ岩は四日、慰謝料など約二千四百万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。代理人の佐藤歳二弁護士らが記者会見して明らかにした。

 代理人によると、入院治療費や慰謝料のほか、事件がなければ得られた給与や懸賞金、巡業手当などを請求した。昨年暮れに元日馬富士側から示談の申し入れがあり、交渉を進めたが決裂。今年八月、東京簡裁に民事調停を申し立て、これも不調に終わったため提訴した。

 元日馬富士側は三十万円や五十万円の支払いを提示したという。

 元日馬富士は昨年十一月、事件の責任を取って引退。昨年十二月に傷害罪で略式起訴され、罰金五十万円を納付した。起訴内容などによると、秋巡業中の昨年十月二十六日未明、鳥取市内にあるラウンジの個室で、貴ノ岩をカラオケのリモコンで殴るなどし、約十二日間のけがをさせたとしている。

 佐藤弁護士は会見で「貴ノ岩関は当初、引退も考えた。相手側とは根本的に考え方が違った」と話した。元日馬富士の代理人を務める矢田次男弁護士は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

 事件を巡っては、内閣府に提出した告発状(後に取り下げ)の内容が事実無根だと認めるよう日本相撲協会の役員から求められたことを理由に、貴ノ岩の師匠だった元貴乃花親方(元横綱)が今月一日付で協会を退職している。

 

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