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【社会】

厚真町で震度5弱 土砂崩れ、電力異常なし

震度5弱の地震が発生し、対応に追われる北海道むかわ町の災害対策本部=5日午前

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 五日午前八時五十八分ごろ、北海道の厚真(あつま)町、むかわ町などで震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は胆振(いぶり)地方中東部で、震源の深さは約三〇キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・2と推定される。気象庁によると、九月の震度7の地震の翌日以降で震度5弱を記録したのは初めて。津波はなかった。消防によると、震度3だった札幌市東区で住宅内の棚が倒れ、三十代の女性がけがをした。軽傷とみられる。

 九月六日未明に厚真町で震度7を観測してから六日で一カ月を迎える。住民の避難などが続いているが、胆振東部消防組合などによると、厚真町やむかわ町でけが人の情報は入っていない。

 陸上自衛隊によると、厚真町をヘリコプターで上空から観測した結果、新たな土砂崩れは確認されていない。

 気象庁は、厚真町の他、札幌市など各地に緊急地震速報を発表。午前に記者会見し、震度4の地震が断続的に発生する状況が続く恐れがあるとして注意を求めたほか、台風25号が七日に北海道付近に近づくとして「大雨による土砂災害に警戒してほしい」と呼び掛けた。

 九月の地震では全域停電(ブラックアウト)が起きたが、北海道電力によると、五日朝の地震では泊原発や苫東(とまとう)厚真火力発電所などで異常は確認されていない。

 JR北海道によると、北海道新幹線は木古内(きこない)−新函館北斗間で走行中の列車一本が緊急停車したが、約二十分後に運転を再開した。在来線も一時運転を見合わせた。

 国土交通省によると、新千歳空港は平常通り運航し、設備への影響も確認されていない。

 気象庁によると、震度7も含めて五日午前零時までに観測した震度1以上の地震は二百八十六回だった。

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