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【社会】

塩害? 京成線運転見合わせ、全線に

 京成電鉄は五日、複数の送電線から出火して停電が発生し、午前九時半ごろから全線で運転を見合わせたと発表した。台風24号の影響で送電線に吹き付けられた海水が乾燥し、電線がショートする塩害が起きたとみて調べている。復旧の見通しは立っていないという。

 同社によると、同七時五十分ごろ、一部路線で送電トラブルが発生。その後も少なくとも二カ所で出火を確認し、全線で運転を見合わせた。駅間での電車の立ち往生はなく、けが人もない。他社の路線への振り替え輸送をしている。

 東京電力によると、塩害は塩が電気を通しやすいために起こる現象。台風24号の通過後に晴天が続き、塩が流されずに残ったため起きたとみられる。千葉県御宿町では、塩害が原因の停電が発生。電線から火花や異常音が出る現象が千葉の他、茨城や東京、神奈川、静岡の各都県でも確認されたが、停電にまで至るのは珍しいという。

 京成線では三日にも塩害が原因とみられる停電が起き、四日も始発が運休するなどの影響が続いた。

◆「昨日は遅刻、いいかげんにして」

 千葉市の京成千葉駅は、停電で切符販売機や改札が作動せず、構内は真っ暗。

 同市緑区の大学一年、田子愛実(まなみ)さん(18)は、連続のトラブルに「きのうは遅刻して大学に行けたけど、今日は行こうか迷っている。止まったり遅れたり、いいかげんにしてほしい」と話していた。 (黒籔香織)

 

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