東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

自殺アイドル遺族が会見 「娘追い込んだ原因 教えて」

記者会見する大本萌景さんの母幸栄さん(左)と姉可穂さん(同2人目)=11日午後、東京都千代田区で

写真

 愛媛県の地方アイドル「愛(え)の葉Girls」メンバーで、三月に自殺した大本萌景(ほのか)さん=当時(16)=の遺族は十一日、東京都内で記者会見し、所属会社側に損害賠償を求める訴訟を起こすと正式に表明した。裁判ではパワハラや過重労働を訴える方針で「何がここまで追い込んだのか。真実を知りたい」と話した。十二日に松山地裁に提訴する。

 会見したのは母の幸栄さん(42)と姉の可穂さん(19)。

 幸栄さんによると、萌景さんは所属会社の代表取締役を、当初は「第二の父」のように慕っていた。しかし、グループのリーダーになった今年一月以降、不満を口にするようになった。自殺の当日には代表取締役のことを「怖い」と話していたという。

 幸栄さんは「最愛の娘を失った。『怖い』の意味を教えてほしい」と涙を拭った。可穂さんも「妹がどれだけ苦しんでいたか分かってほしかった」と話した。

 遺族側の望月宣武(ひろむ)弁護士は「所属会社側は安全配慮義務に違反していた」と述べた。

 所属会社の代表取締役は十一日、取材に「追い詰めていたとは感じていない。これまでもあったことを伝えてきたし、これからもそうするつもりだ」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報