東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

あおり運転摘発、倍増6000件 上半期、高速道路で

写真

 高速道路で前方の車との車間距離を詰めすぎたなどとして、全国の警察が一〜六月に道交法違反の車間距離不保持で摘発したのは六千百三十件に上り、昨年同期の三千五十七件から倍増したことが警察庁への取材で分かった。社会問題化したあおり運転に対する取り締まりの強化が影響したとみられる。

 あおり運転を巡っては、昨年六月に神奈川県大井町の東名高速道路で、無理やり追い越し車線に停止させられた静岡市の夫婦が死亡する事故が発生。その後も、各地であおり運転絡みのトラブルが相次いだ。

 こうした事態を踏まえ、警察庁は今年一月、悪質で危険な運転に対し、法令を駆使して徹底した捜査を行うよう各都道府県警に指示した。一部の警察本部は、ヘリコプターを投入し、警察車両と連携した取り締まりを実施。六月には、全国の高速道路で一斉取り締まりが行われた。

 都道府県警別の摘発件数を見ると、最多は兵庫の九百十五件。ほかは愛知が七百十四件、静岡が六百五十四件など。また、道交法違反以外に、割り込みや急ブレーキといった危険なあおり運転に対し、刑法の暴行容疑などを適用、逮捕したケースがあった。

 警察庁の集計によると、高速道路での道交法違反の摘発件数は、あおり運転関連を含めて全体で三十二万二件。このうち、速度違反(四十キロ未満)が十五万三千二百三十四件と最も多く、シートベルト装着義務違反が七万二千百四十五件、通行帯違反が三万一千二百十四件、携帯電話使用等が二万四千九十件などとなった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報