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【社会】

新生 奏楽堂、5年半ぶり来月2日開館 補聴器聞こえやすく

旧東京音楽学校奏楽堂のホール。床に埋めたアンテナで補聴器を聞こえやすくする装置などが導入された=12日、東京都台東区で

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 日本最古の洋式音楽ホールとして国の重要文化財に指定されている旧東京音楽学校奏楽堂(東京都台東区)が耐震補強などのリニューアル工事を終え十二日、内部が報道関係者に公開された。車いすや難聴の人にも優しい施設となり、十一月二日に五年半ぶりに再開館する。

 奏楽堂は一八九〇(明治二十三)年に建てられ、学生時代の滝廉太郎や山田耕筰らも演奏した。その後、区が譲り受けて一九八七年に現在の上野公園内に移築、一般公開してきた。

 工事は総事業費八億四千万円をかけ天井や外壁を補強。外壁は過去の資料を基に建築時のペンキの色を再現し塗り直した。

 主役の音楽ホールは三百十ある客席を新調して一席当たりの幅を五センチ広げ、外からの騒音を遮る防音窓を取り付けた。車いす用のスペースも一席分新設、床下に埋めたアンテナで磁界を発生して補聴器を聞こえやすくする装置も導入した。 (加藤健太)

 

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