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【社会】

医学部入試疑惑 一部大学名の公表検討 文科省、順大などに説明要求

 全国八十一大学を対象に医学部入試の緊急調査を実施している文部科学省が、今月中に予定している中間報告の際に、女子や浪人生を合否判定で不利に扱うなど不正が確認された大学名の公表を検討していることが、関係者への取材で分かった。本格的な受験シーズンの到来を前に、できるだけ早期に情報開示を進める狙い。

 関係者によると、文科省は、過去六年間の入試で女子の合格率が男子より低い大学を中心とする約三十校を訪問して調査。このうち順天堂大や昭和大など複数の大学に、合否判定に不適切な点があった可能性について説明を求めている。その結果、合理的な説明がなく、不正があったと確認された場合は、学校名を公表することを検討している。

 文科省は今後、既に不正が発覚した東京医科大を除く八十校に訪問調査の範囲を拡大し、年内に最終報告する。

 柴山昌彦文科相は十二日、緊急調査の結果、募集要項で受験生に告知せず、性別や浪人の期間により扱いに差をつけたり、特定の受験生を有利にしたりしたと判断できる資料などが確認され、複数の大学に不正の疑いがあると明らかにした。

 ただ大学側の対応に合理的理由があるかどうかは、まだ不明だとして、大学名や校数は公表していない。

 

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