東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

乳児に劇薬、母親無罪主張 検察「血中に成人致死濃度」 目黒殺害初公判

 東京都目黒区の自宅で生後二カ月の長女に劇薬を飲ませて殺害したとして、殺人罪に問われた母親の田畑幸香(さちか)被告(24)は十五日、東京地裁で開かれた裁判員裁判初公判で「薬は投与していない」と無罪を主張した。

 冒頭陳述で検察側は、被告は長女の父親に当たる男性が働いていたホストクラブの客で、妊娠発覚後に疎遠になったと指摘。「望まない妊娠だった」と述べた。長女の血中には、成人でも死に至る濃度の薬の成分が残っていたとした。

 弁護側は、被告には薬の毒性に関する知識がなく、投与した直接的な証拠もないと主張。「当日も予防接種を受けさせており、殺害する動機はない」と述べた。

 起訴状によると、二〇一六年十二月二十九日ごろ、劇薬指定された成分を含む血圧降下剤や糖尿病の治療薬を長女の織音(しおん)ちゃんに飲ませ、薬物中毒で死なせたとしている。

 警視庁によると、織音ちゃんは低出生体重児として生まれ、亡くなる一週間前まで入院していた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報