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【社会】

警視庁、公立昭和病院を捜索 課長が談合持ち掛けか

 東京都小平市の公立昭和病院が発注した空調設備の保守整備業務の入札を巡る談合事件で、警視庁は二十三日午前、病院など関係先を家宅捜索した。捜査関係者によると、病院事務局の施設担当課長、山地今朝幸(けさゆき)容疑者(60)=官製談合防止法違反容疑などで逮捕=は今年七月、業者側に受注調整を持ちかけていたという。捜査二課は、談合が常態化していた可能性もあるとみて調べている。

 捜査関係者によると、入札に参加した建物管理会社「東京ビジネスサービス」社員の成田元治(げんじ)容疑者(45)=談合容疑で逮捕=は同社多摩支店公立昭和病院事業所の総括主任で、入札に参加予定だった業者間の価格を調整する役割だった。

 成田容疑者と落札した空調設備会社「大協設備」の役員柳一男容疑者(63)=同容疑などで逮捕=は、病院に常駐し、山地容疑者と院内で談合の相談をしていたという。

 昭和病院などによると、山地容疑者は一九八七(昭和六十二)年四月に技術職として採用され、二〇一五年四月に施設担当課長に就いた。入札予定価格の算定の基礎となる額を取りまとめる責任者だった。

 山地容疑者の逮捕容疑では七〜八月、病院が発注した空調設備などの保守整備業務の指名競争入札で、予定価格算定の基礎となる価格や指名業者の名前を事前に漏らしたとされる。

 八月十七日の入札には四社が参加。柳容疑者の「大協設備」が約七千六百万円で落札し、予定価格に対する割合を示す落札率は99・84%だった。

 

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