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【社会】

「いろは坂」の一部、一方通行に 渋滞解消へ栃木県が実験 来月4日まで

一方通行区間となった、「第二いろは坂」途中にある明智平の駐車場付近の道路=27日、栃木県日光市で

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 栃木県は二十七日、日光市の市街地と中禅寺湖を結ぶ「いろは坂」で、紅葉の時期に起きる激しい渋滞の解消を目指し、一部区間を一方通行にする社会実験を始めた。十一月四日までの九日間、終日続けて効果を調べる。

 県によると、一方通行にしたのは、上りの「第二いろは坂」途中にある明智平の駐車場から中禅寺湖に近い交差点付近までの約二キロ。明智平までは普段から二車線の一方通行だが、その先は対面通行の片側一車線となり、車の流れが滞る原因になっていた。

 実験初日、対面通行を示す標識や看板がブルーシートで隠され、坂を上ってきた車は二車線に分かれて走行した。

 千葉県御宿町から夫婦で来た会社員の男性(62)は「このような試みは賛成。渋滞がなくなると良い」と期待した一方、観光バス運転手の男性(46)は「駐車場待ちの車があれば渋滞する。一方通行にしても変わらないと思う」と語った。

 第二いろは坂は通常、約二十分で通過できるが、紅葉の時期は二時間以上かかることもあるという。県の担当者は「実験の効果によっては、恒常的に一方通行とすることも検討したい」と話している。

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