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【社会】

横浜・桜木町、路線バス追突1人死亡 乗客の男性 6人重軽傷

追突して大破した路線バス=29日未明、横浜市西区で

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 二十八日午後九時二十分ごろ、横浜市西区桜木町四の国道16号で、「バスの事故があった」と一一〇番があった。神奈川県警戸部署によると、路線バス二台と乗用車一台が絡む追突事故で、最初に追突したバスの乗客の男性一人が死亡、他の乗客やバス運転手ら六人が重軽傷を負った。

 署によると、神奈川中央交通のバスが、信号待ちで停車していた乗用車に追突。弾みで乗用車が、前に停車していた横浜市営バスに追突した。死亡した男性は神奈川中央交通のバスに乗っていた。十代後半から二十代とみられ、搬送先の病院で約二時間半後に死亡が確認された。

 同バスでは、四十代とみられる女性の乗客と男性運転手(50)が重傷を負い、乗客三人が軽傷。乗用車を運転していた男性も軽傷を負った。横浜市営バスの乗客などにけがはなかった。

 現場は、市中心部でJR桜木町駅に近い片側三車線の直線道路で、追突された乗用車などは歩道寄りの左車線に停車していた。署が身元や詳しい事故原因などを調べている。

 追突したバスを運行していた神奈川中央交通によると、運転手は勤続十七年以上のベテランで、この日は、三連休を取った後の勤務二日目だった。持病などは把握していないという。同社は「亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。日頃から安全を優先するように教育しているが、改めて再認識して安全運転に努めたい」とコメントした。

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◆本数多く混雑 利用客「まさか」

 横浜の中心部で起きたバス事故に周辺住民の衝撃は大きい。現場近くのマンションに住む女性会社員(56)は「『バリーン』と大きな音が聞こえ、ベランダに出ると乗用車が二台のバスに挟まれていた。間もなく、パトカーや救急車が駆け付け、騒然とした雰囲気になった」と振り返る。

 事故現場は、横浜駅方面から観光客が多いみなとみらい地区や中華街へ向かう途中。バスの本数も多く、二、三台のバスが連なって走る姿も珍しくない。近くのバス停から通学する男子高校生(16)は「朝は乗客が多くて立つことも多い。何かにつかまるようにしている。まさかバスが事故を起こすとは想像もできない」と話した。 (土屋晴康)

 

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