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【社会】

<還暦 東京タワー> (1)ビル増えても堂々主役

都心に林立した高層ビル群に埋没することなく、ひときわ目を引く東京タワー=東京都江戸川区・江東区の荒川上空で、本社ヘリ「おおづる」から

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 「小さいようで、やっぱり大きいね」。都心上空を飛行中、ビルの谷間から顔を出した東京タワーを見ながら、ヘリのベテランパイロットがつぶやいた。

 一九五八年の開業以来、東京のシンボルとして存在感を放ち続け、今年十二月に六十年の節目を迎える。完成当時、都内にさほど高い建物はなく、どこからも雄姿を望めたという。高度成長期とバブル景気などを経て超高層ビルが林立。二〇一三年には電波塔としての役割の多くを東京スカイツリーに譲った。

 延べ床面積では巨大建造物にかなわないものの、高さ三百三十三メートルは今でも全国二位だ。超高層ビルに囲まれても黄赤と白のツートンカラーは際立ち、パイロットにとっても、地上を行き交う人々にとってもランドマークとして別格だ。

 還暦。これからも異彩を放ち続ける東京タワーにカメラを向けた。

 (写真と文・嶋邦夫)

 

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