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【社会】

東京医大、学費1000万円減 20年春以降方針 受験敬遠回避へ

 東京医科大が二〇二〇年春以降の医学部医学科の新入生について、六年間の学費総額を現在の約二千九百八十万円から一千万円減額する方針を固めたことが二十九日、関係者への取材で分かった。経済的負担を大幅に減らすことで医師を志す多様な人に門戸を広げるとともに、不正入試問題の影響による志望者減を食い止める狙い。また、学生らに心理的な負担をかけたとして矢崎義雄理事長らの給与一部返納も検討。十一月上旬に正式発表する。

 東京医大の現在の学費は、一年目は入学金や授業料、教育充実費などが含まれ計七百六十万円程度、二年目以降は毎年四百四十五万円程度かかる。最近開かれた東京医大の評議員会で、二〇年春以降の新入生については、毎年の授業料などを下げることで、六年間の学費総額を一千万円減らす計画が示された。

 私立大医学部は概して他学部より学費が高いことで知られ、大手予備校の河合塾の集計によると、今春の入学生について、全国の計三十一校で六年間の学費総額が最も高いのは川崎医科大(岡山県)の約四千七百三十万円。一方、最も低いのは国際医療福祉大(千葉県)の約千九百十万円で、この集計に当てはめた場合、東京医大が値下げすれば国際医療福祉大の次に低い額となる。

 

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