東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

偽造書類で仮登記疑い 地面師グループ 男女8人再逮捕

 大手住宅メーカー積水ハウスが、架空の土地取引で金をだまし取る「地面師」グループの被害に遭った事件で、警視庁は五日、偽造書類で土地所有権移転の仮登記をしたとして、偽造有印私文書行使と電磁的公正証書原本不実記録の疑いで、羽毛田(はけた)正美容疑者(63)ら男女八人を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、八人は昨年四月、東京都品川区西五反田二の廃業した旅館の敷地(約二千平方メートル)を巡り、偽造した地主の委任状などを東京法務局品川出張所に提出し、地主に無断で所有権移転請求権の仮登記をした疑いが持たれている。

 積水はこの仮登記と同時に、土地購入代金の一部として、十四億円をグループ側に支払った。同六月には残金のうち四十九億円を支払い、同時に所有権移転の本登記を申請したが、その後に書類の偽造が発覚。土地の所有権を得られなかった。

 捜査二課は、六月の本登記を巡る不正について、今回の八人を含む十一人を偽造有印私文書行使などの疑いで、今年十月に逮捕している。積水に対する詐欺容疑でも調べる方針。

 このほか、売買交渉を主導し、同月にフィリピンに出国したカミンスカス(旧姓・小山)操(みさお)容疑者(58)や、指示役とみられる会社役員の男(63)が逃走しており、二課が逮捕状を取って行方を追っている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報