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【社会】

「本来合格者全員入学を」 東京医大不正 学校側会見受け支援団体

 東京医科大が不正入試で不合格とした受験生から最大六十三人を追加合格させる方針を受け、「東京医大等入試差別問題当事者と支援者の会」が八日、都内で会見し、「合格の可能性があった百一人全員を入学させるべきだ」と訴えた。 (原尚子)

 東京医大は正当な成績表に基づき、上位の追加合格対象者から入学希望を尋ね、定員に達した時点で打ち切る考え。これに対し同会の河合弘之弁護士は「数年間、通常の運営ができなかったとしても全員を合格させるべきだ」と主張。受験生が自身の進路を決めるためにも、成績表を開示すべきだと求めた。

 同会は、追加合格を希望しない受験生に大学が受験料などを返還するかといった点が不明とも指摘。追加合格を希望した受験生が今後の受験で別の大学に合格し進学するケースがあった場合、また百一人から繰り上げ合格者を出すのかなど、具体的な方針を示すよう求めた。今後、受験生らのネットワークを通じ百一人にアンケートを呼びかけ、大学への要望も集める。

 また、別の支援団体「医学部入試における女性差別対策弁護団」は八日、声明を発表。東京医大が推薦入試でも八人の女性の追加合格を認めながら「新旧の判定基準の違い。不正はなかった」と説明したことに、「検討が十分になされていない」と批判。監督官庁の文部科学省が指導を徹底すべきだと指摘した。

 

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