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【社会】

順大入試「不適切」指摘 第三者委報告書 女子不利扱いか

 医学部の不正入試問題で、順天堂大が設置した第三者委員会(委員長、吉岡桂輔弁護士)が、過去の医学部一般入試の運用について「不適切」と指摘する調査報告書をまとめていたことが六日、関係者への取材で分かった。女子に不利な入試運用が行われていた疑惑が浮上しており、こうした点を厳しく評価したとみられる。

 順大は週明けに指摘内容の詳細と大学としての見解を公表し、不利益を受けた受験生への対応策も明らかにする。女子や長期浪人生を合格しにくくする得点操作が発覚した東京医科大に続き、「差別」との批判を呼びそうだ。

 関係者によると、順大医学部では、合否の最終判定時に女子の合格ラインを一律高めに設定し、総合点が同じでも男子より合格しにくくなっていたとされる。文部科学省が八月から始めた医学部入試の緊急調査の過程で問題視された。

 順大は、弁護士らでつくる第三者委を十月に設置し、今月三日に調査報告書を受領した。報告書は、女子を不利に扱うなど文科省から不正の疑いがあるとされた点について「不適切」とし、大学側に対応を求める内容となったもようだ。

 文科省によると、順大は過去六年間の入試で男子の合格率が女子の一・六七倍となり、医学部を置く全国の大学で、合格率の男女差が最も大きかった。

 

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