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【社会】

竹田会長、潔白強調 五輪招致 質問応じず7分間

東京五輪の招致を巡り、報道陣に事情を説明するJOCの竹田恒和会長=15日午前、東京都渋谷区で(隈崎稔樹撮影)

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの招致を巡り、フランス捜査当局に贈賄疑惑を持たれている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は十五日、東京都内で報道陣に事情を説明した。「意思決定に関与していない」と疑惑を否定したが、「会見」として設定した場で質問には応じず、七分で退席した。

 竹田氏は問題が最初に発覚した一六年にJOCの調査チームが公表した報告書を引用。「支払いはコンサルタント業務の適正な対価」「コンサル会社と国際オリンピック委員会(IOC)委員の関係性を知らなかった」「日本法において違法性はない」と主張を一方的に読み上げた。

 今後について「フランス当局の捜査に全面的に協力し、自らの潔白を証明する」と誓った。

 報道陣は再度の会見を申し入れたが、竹田氏は同日夕方、「(フランス当局の)調査に支障をきたす。タイミングが来たら話す」と説明をした。

 フランス捜査当局は、竹田会長を理事長とする五輪招致委員会が一三年、シンガポールのコンサルタント会社に計百八十万ユーロ(約二億二千万円)を支払い、その一部が票買収のためにIOC委員側に渡ったとみて捜査を始めている。

 JOCはこの日の常務理事会で「フランス当局の動きを静観する」と意見を集約。招致委の解散に伴って設立された五輪組織委員会は「招致委の活動の詳細を知りうる立場にない。二〇年大会の準備に引き続き取り組む」と声明を出した。 (原田遼、森合正範)

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