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【社会】

辺野古赤土 県の立ち入り、防衛相「不要」

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設を巡り、岩屋毅防衛相は二十二日の閣議後会見で、埋め立て土砂に大量の「赤土」が混じっている疑いがあるとして、県が求めている立ち入り検査について「現時点で必要ない」との見解を示した。

 岩屋氏は会見で、「埋め立て材は、沖縄防衛局が必要な確認をした上で使用している。十八日に最新の試験結果も県に提出している」と説明した。ただ、県によると、防衛局の最新の試験結果には、赤土が含まれているかどうかの検査データはなかったという。岩屋氏は「県の指摘については、よく確認をさせていただいて適切に対処したい」と述べた。

 岩屋氏は、工事を発注した防衛局が土砂に含まれる粘土や砂など岩石以外の「細粒分」の割合を、「概(おおむ)ね10%程度」から「40%以下」に変更した理由にも初めて言及。「那覇空港(の埋め立て工事)なども参考にしつつ、地盤強度を確保する観点から40%以下と記載した」と明らかにした。

 埋め立て予定海域内に確認された軟弱地盤の対応については、「可能性としては軟弱地盤はあり得ると考えているが、どの程度のものか答えは差し控えたい。地盤の調査結果に基づいて適切な対応を取るつもりだ」と述べるにとどまった。 (望月衣塑子)

 

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