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【社会】

「福祉事務所」病名・生活保護漏らす→「不動産管理会社」入居NG 板橋、職員「つい言った」

 東京都板橋区は8日、福祉事務所の20代女性ケースワーカーが、担当している生活保護受給者の病名などを、受給者が入居を申し込んでいた物件の管理会社に漏らしたと発表した。受給者はその後、入居を断られた。

 板橋福祉事務所によると、受給者は1月30日、不動産会社で入居を申し込んだ。同日、物件を扱う管理会社から同事務所に電話があり、病歴について聞かれた職員は、生活保護を受給していることと、現在の病名を回答した。

 2月4日、不動産会社に「福祉事務所の担当者と話して総合的に判断した結果」として入居を断られた受給者から問い合わせの電話があり、職員が病名などを伝えたことを話すと「けしからん」と言って電話が切れた。事務所はこのやりとりの報告で、初めて把握した。

 この職員は「つい言ってしまった」と話しているという。藤田典男所長は「受給の事実を含め、どんなことも個人情報というのが基本。きちんと理解されていなかった。再発防止に努める」と述べた。同事務所は受給者に自宅訪問や電話をしているが、まだ会えず、謝罪できていないという。

 

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