東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

野田・小4死亡 一時保護時PTSDの疑い 父に言及、泣きだす

 千葉県野田市立小四年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、県柏児童相談所が二〇一七年に心愛さんを一時保護した際、医師が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあると診断していたことが、野田市への取材で分かった。児相職員が父勇一郎容疑者(41)について尋ねると「泣きだすことがあった」という。

 心愛さんの遺体の肺から水が検出されていたことも捜査関係者への取材で新たに判明。県警は勇一郎容疑者が、顔付近に水を掛け続けた疑いがあるとみて裏付けを進めている。

 柏児相は一七年十一月七日に心愛さんを一時保護。野田市によると、児相職員が勇一郎容疑者について質問し、泣きだしたとの電話連絡が十一月二十四日にあった。解除した十二月二十七日には「嘱託医がPTSDの疑いがあると診断した」と報告があった。児相は「個人情報なので一切答えられない」としている。

 一方、捜査関係者によると、心愛さんは今年一月二十四日午後十一時二十分ごろ、救急隊員らが浴室で発見した時、服は着ていたが全身がぬれた状態だった。勇一郎容疑者は「浴室でシャワーを掛けたのもしつけのつもりで悪いと思っていない」と供述していたが、最近は黙秘することがあるという。

 司法解剖の結果、体に複数の皮下出血や変色があったが、死因は不明で、胃に内容物はほぼなかった。県警は睡眠や食事を十分に与えられず、衰弱していた疑いがあるとみて遺体の状態をさらに詳しく調べている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報