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【政治】

日本の「豊かさ」20位 働く貧困層は8億人超 国連「人間開発指数」

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 【ニューヨーク=共同】国連開発計画(UNDP)は十四日、二〇一五年版の「人間開発報告書」を発表した。国民生活の豊かさを示す「人間開発指数(HDI)」の世界ランキングでは日本が二十位となり、前年の十九位と比べてほぼ横ばいだった。

 首位は前年に続きノルウェー。米国は八位、ロシアは五十位、中国は九十位。最下位の百八十八位はアフリカのニジェールだった。

 報告書は、世界で二億四百万人が失業し、一日二ドル(約二百四十円)以下で暮らすワーキングプア(働く貧困層)も約八億三千万人に上ると指摘。豊かさを底上げするためにも労働環境改善への政策的取り組みが必要だと訴えた。

 また、世界的に高齢者ケアを担う労働者が不足していると指摘。日本で一部実施されている、ケアに従事した人がポイントをため、自分が将来ケアを受ける際などに使える「ふれあい切符」(愛称)と呼ばれる互助制度を「高齢者の生活の質向上につながる試み」として紹介した。

 ランキングではこのほか二位がオーストラリアで三位がスイス。

 韓国は十七位で、北朝鮮やソマリアなど七カ国は情報不足で順位が付かなかった。

 

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