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【政治】

16年度介護保険料 過去最高 月5352円

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 厚生労働省は十九日、四十〜六十四歳の四千二百四十万人が負担する介護保険料が、二〇一六年度は一人当たり平均で月額五千三百五十二円になるとの推計をまとめた。一五年度から百七十五円増加し、介護保険制度が始まった〇〇年度以降で最高となった。

 四十〜六十四歳の介護保険料は毎年度改定され、開始時の月額二千七十五円から上昇傾向が続いている。一五年度は事業者に支払われる介護報酬の2・27%減額や現役世代の負担割合引き下げで、保険料は九年ぶりに減少した。だが一六年度は高齢化でサービス利用者がさらに増えたため、介護給付費(介護予防事業を含む)は九兆七千二百五十六億円に伸び、一人当たりの保険料額も増加に転じた。

 六十五歳以上の高齢者は増え続け、二五年には全人口の30%を占めると見込まれる。厚労省は介護保険財政を安定させるため、介護の必要度が低い人への生活援助見直しや、介護サービスの利用者の負担増などについて議論を始めた。年内に結論を出したい考えだ。

 

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