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【政治】

民進党の理念、新綱領案 「原発ゼロ」消える 基本政策には明記

新党協議会に臨む民主党の岡田代表(左)と維新の党の松野代表=18日、衆院第2議員会館で

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 民主、維新両党は十八日の合流に向けた新党協議会で、民進党の基本理念となる新綱領案をまとめた。二十七日の結党大会で正式決定する。原発の記述は当初案の「二〇三〇年代原発稼働ゼロ」が消え、「原発に頼らない社会を目指す」と抽象的な表現に改めた。原発ゼロは綱領と併せて策定する基本政策に盛り込む。 (宮尾幹成)

 原発ゼロは、昨年十二月に両党が衆院で統一会派を組んだ際、政策合意に盛り込まれた。新綱領案も当初はこの合意を踏まえ「三〇年代原発稼働ゼロを目指し、あらゆる政策資源を投入する」と明記していた。

 その後、両党内で「個別の政策を書くのは綱領にそぐわない」「四〇年になったらどうするのか」と否定的な意見が相次いだため、時期などを明示しない理念的な表現に変えた。

 民主党の枝野幸男幹事長は十八日、新綱領案から原発ゼロを削ったことについて「基本政策の中に明確にある。法律に書くべきことを憲法に書いてしまったような話だ」と記者団に説明した。綱領・政策検討チームで維新側責任者を務める小野次郎政調会長も「内容的に後退した認識はない。実質的には変わらない内容だ」と強調した。

 一方で、民主党ベテラン議員は「東日本大震災を政権与党で経験した党を引き継ぐ新党の姿勢として『三〇年代ゼロ』は綱領に格上げすべきだった」と残念がった。他の野党では、社民党が綱領に相当する「理念」に「あらゆる核を否定する立場から、脱原発を積極的に推進」と記す。

◆TheDemocraticParty 民進党、英語では「民主党」?

 民主、維新両党は18日の新党協議会で、27日に結党大会を行う民進党の英語表記を「The Democratic Party(略称DP)」とすることを確認した。現在の民主党(The Democratic Party of Japan)や米国の民主党(Democratic Party)とほぼ同じ表記になった。

 海外でも通用しやすい名前にする狙いがあるとみられる。「進」の訳語が抜けているが、民主党の岡田克也代表は記者会見で「民とともに進む。まさしくDemocraticだ」と説明した。党名検討チームで維新側責任者だった江田憲司前代表は、維新の英語表記(Japan Innovation Party)を踏まえ「Innovation(革新、刷新)」を含める案を主張したが、英語表記は「分かりやすさ」(民主党幹部)が優先された。

 

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