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【政治】

石破氏、閣内残留を固辞 総務会長に細田氏、政調会長に茂木氏

 安倍晋三首相が三日に行う内閣改造・自民党役員人事を巡り、石破茂地方創生担当相(59)が首相から閣内残留を要請され、固辞していることが分かった。岸田文雄外相(59)、石井啓一国土交通相(58)は続投が固まった。首相は一日、党幹事長に起用する二階俊博総務会長(77)の後任に、細田博之幹事長代行(72)を充てる方針を決めた。稲田朋美政調会長(57)は重要閣僚として処遇し、後任に茂木敏充選対委員長(60)を就任させる考え。高村正彦副総裁(74)は再任する。

 関係者によると、石破氏は首相から農相を含む閣僚ポストを打診されたが、固辞した。首相は説得を続けるとみられるが、石破氏周辺では、ポスト安倍をにらみ、閣外に出て政権構想づくりに力を入れるべきだとの意見が強まっている。

 党役員人事を巡っては、首相は当初、谷垣禎一幹事長を留任させる考えだったが、谷垣氏は先月十六日にサイクリング中に転倒して頸髄(けいずい)損傷で入院。回復の見通しが立たないため、首相は早期の党務復帰は困難だと判断した。谷垣、稲田両氏の交代に伴う新三役には、いずれも自身が信頼する党幹部を横滑りさせて起用。手堅い党運営を重視する姿勢を示した。

 二階氏は与野党に人脈が広く、調整能力に定評がある。細田氏は首相の出身派閥の細田派の会長で、官邸と党側とのパイプ役を担う。茂木氏は経済産業相などを歴任し、経済財政政策に精通している。

 閣僚人事に関し、首相は一日、公明党の山口那津男代表と官邸で会談した。山口氏は、公明党から入閣している石井国交相の続投を要請。首相は「希望は承った」と応じた。閣僚では、岸田氏のほかに、麻生太郎副総理兼財務相(75)、菅義偉官房長官(67)の続投も内定している。

 

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