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【政治】

豊洲地下水の都再調査始まる 基準超地点中心に29カ所

豊洲市場の青果棟の地下で、地下水調査のための井戸(直径5センチほど)を確認する専門家会議の平田健正座長(手前)ら=東京都江東区で(東京都提供)

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 東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、地下水から環境基準を超える有害物質が検出されたのを受け、都は三十日午前、土壌汚染対策の専門家の立ち会いの下で再調査を始めた。

 都によると、基準を大きく超える有害物質が検出された地点を中心に二十九カ所で、三月上旬まで二回に分けて実施。結果は、土壌汚染対策を検討している専門家会議(座長・平田健正(たてまさ)放送大和歌山学習センター所長)が三月の次回会合で公表する。

 地下水の分析は、これまでに同市場での調査に携わった民間企業三社のほか、都環境科学研究所も参加する。採水は、専門家会議の指示で建物下の地下空間を調べた環境管理センター(八王子市)が行う。この日は採水に立ち会うため、平田座長ら委員二人が午前十時三十分ごろ、豊洲市場内に入った。

 都は、ガス工場跡の市場用地で実施された土壌汚染対策の効果を確認するため、二〇一四年から二年計画で地下水調査を実施。最終の九回目で、定点観測している二百一カ所のうち七十二カ所で環境基準を超える有害物質が検出された。最大七十九倍のベンゼン、三・八倍のヒ素、検出されないことが基準のシアンも確認された。

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