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【政治】

政府、週明けにも辺野古海上工事に着手 

 政府は、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先とする名護市辺野古(へのこ)沿岸部で、週明けにも海上での本体工事に着手する方針を固めた。護岸造成に向けて汚濁の拡散を防ぐ膜を海中に張るため、重りとなる大型コンクリート製ブロックを海底に設置する作業から始める。政府関係者が三十一日、明らかにした。

 本体工事はこれまで、埋め立て予定地に隣接する米軍キャンプ・シュワブの陸上部分だけで実施されてきた。海上の工程に進むことで、辺野古の新基地建設に反対する地元の反発が強まるのは必至だ。

 政府関係者によると、ブロックは一個十数トン。埋め立てに使う土砂などが海中に広がるのを防ぐ「汚濁防止膜」の重りとして、海底に二百個以上据え付ける。膜を広げた後、護岸造成に移る計画だ。

 一方、翁長雄志(おながたけし)知事は三十一日、訪問先のワシントン郊外で記者団に「これからの移設工事は沖縄の権限を使って、そう簡単には進ませないと(米側に)伝えたい」と、埋め立てに必要とされ三月末に更新期限を迎える「岩礁破砕許可」などの権限を使い、対抗する考えを表明した。

 政府は近く、ブロックを積んだ作業船や、未完了となっている海底ボーリング調査を行う大型船を現場海域に投入する予定。波が高いことが多いため作業着手はずれ込む可能性がある。

 

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