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【政治】

森友学園側と距離置く首相 徐々に変わる国会答弁

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 安倍晋三首相は二十七日の衆院予算委員会で、学校法人「森友(もりとも)学園」(大阪市淀川区、籠池(かごいけ)泰典理事長)の教育内容に関し「適切ではない」と述べた。この問題が国会で取り上げられ始めた十七日には「学園の先生の熱意は素晴らしいと聞いている」と答弁していたが、同学園による国有地取得問題などの事実関係が明らかになるにつれて、学園側と距離を置く姿勢に傾いている。 (横山大輔、村上一樹)

 首相が「適切ではない」と言及したのは、学園が運営する幼稚園の運動会で、園児たちが「安倍首相頑張れ」「安保法制、国会通過良かったです」と宣誓したこと。首相は「園児に言ってもらいたいとはまったく考えていない」と述べた。学校の政治的活動を禁じた教育基本法に抵触するかどうかは「(幼稚園を所管する)大阪府が判断すべきことだ」と評価を避けた。

 首相は、籠池氏との関係についても、十七日には「私の考え方に非常に共鳴した人」と好意的に説明していたが、態度を一変。二十四日の衆院予算委では、開設する小学校の校名に首相の名前を冠したいと打診があったことについて「そう簡単に引き下がらない方。非常にしつこい」と苦言を呈した。名前を寄付金集めに使われたことには「教育者の姿勢としてはいかがなものか」と突き放し、個人的関係も否定した。

 野党側は「質問する度に答弁が変わる」と批判。参院でもこの問題を追及する構えだ。

 

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