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【政治】

籠池氏の人脈 保守系ズラリ 稲田防衛相、首相の妻昭恵氏、鴻池氏ら

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 大阪市の学校法人「森友学園」の理事長退任を表明した籠池(かごいけ)泰典氏の交友関係には、稲田朋美防衛相ら自民党の保守系国会議員が目立つ。財務省や大阪府が異例の手続きを重ねて格安で国有地を小学校用地に払い下げた背景には、こうした人脈があると野党は指摘する。

 学園の「広告塔」の役割を担ったのは、安倍晋三首相の妻昭恵氏だ。系列幼稚園を繰り返し訪問し、園児に教育勅語を暗唱させる教育を評価。小学校の名誉校長に就任した。

 首相自身も学園について「しつけ等をしっかりしているところに共鳴した」と認めている。最終的に断ったが、学園の依頼で一時は講演を予定。学園は「安倍晋三記念小学校」の名称で寄付金を募っていた。

 野党側は「首相や昭恵氏に恥をかかせないように財務省が忖度(そんたく)した」(民進党の福山哲郎氏)として、当時の財務省理財局長や近畿財務局長らの参考人招致を求めている。

 元防災相の鴻池祥肇(こうのいけよしただ)参院議員は、籠池氏との面会で「紙包み」を渡され、突き返したと説明している。秘書は籠池氏から国有地の価格引き下げなどの相談を受けていた。

 稲田氏は十年前に籠池氏との関係を絶ち、国有地売却には関与していないと強調。籠池氏は麻生太郎副総理兼財務相とも面識があるとしているが、麻生氏は十五日の参院予算委員会で「記憶にない」と述べた。平沼赳夫元経産相は小学校の推薦文を書いていた。 (金杉貴雄)

 

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