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【政治】

「自己責任」復興相が撤回 避難者「辞任を」憤り変わらず

今村氏の発言について会見する避難当事者ら=東京・永田町で

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 東京電力福島第一原発事故の「自主避難者」を巡る発言で批判を浴びている今村雅弘復興相は七日午前の閣議後会見で、帰郷できない避難者について「本人の責任」とした発言を、「誤解を与えた」として撤回した。東京・永田町で避難当事者らが同日午後に開いた会見では、「辞任を求める」など厳しい声が相次いだ。

 福島県郡山市から大阪市に母子避難し、この日避難先で長女の小学校入学式を迎えた森松明希子さん(43)は「六年間、晴れやかな気持ちで記念の日を迎えたことがない」と語った。その上で「大臣が避難者の現状を把握していないことが露呈した。辞任したくないのなら、当事者の声を聞く公開の場を設けてほしい」と訴えた。

 今村氏は七日の閣議後会見で、「(不服なら)裁判でも何でもやればいい」とした自身の発言については「一般論だ」と撤回しなかった。

 この姿勢に、福島県いわき市から都内に避難する鴨下祐也さん(48)は「非常に乱暴な発言で(撤回の)言及がないのはひどい話」と憤った。

 また、同県田村市から都内に避難する熊本美弥子さん(74)は、同県が自主避難者への住宅無償提供を打ち切り、避難者が困窮していることに「原因は国の無策にある」と批判した。

 

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