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【政治】

女性自衛官が戦車中隊に 配置制限、全職域で実質撤廃

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 稲田朋美防衛相は十八日の記者会見で、陸上自衛隊の戦車中隊や偵察隊、普通科中隊で女性自衛官の配置を解禁すると発表した。既に航空自衛隊の戦闘機や海上自衛隊の護衛艦では制限を撤廃しており、今回の措置で陸海空各自衛隊の実質的に全ての職域で女性起用が可能となった。稲田氏は女性自衛官の比率倍増を目指し、採用増や制度の利用促進を図る方針も示した。

 稲田氏は「時代と環境に適応した魅力ある自衛隊を目指し、配置制限の実質的な全面開放などで女性活躍を推進する」と述べた。

 安倍政権が進める女性活躍推進の一環。戦車中隊などは過酷な任務を伴うとの理由から配置していなかった。今後、女性自衛官も戦車に乗った任務に臨む。偵察隊や普通科中隊でも戦闘を想定した現場の最前線で武器を扱う。

 制限が残るのは、放射線を取り扱う陸自特殊武器防護隊の一部や、艦内が狭く女性専用の設備を整えられない潜水艦部隊などとなる。

 防衛省は戦闘に直接関わる職域などには女性隊員を配置しなかったが、一九九三年に制限を大幅に撤廃。その後も二〇〇八年に海自の護衛艦、一五年に空自の戦闘機、一六年に陸自の戦闘ヘリコプターなどと段階的に開放してきた。

 女性自衛官の増員策は「女性自衛官活躍推進イニシアチブ」と呼び、共働きなどに対応できるよう育児・介護休暇の取得強化を掲げる。

 

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