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【政治】

改憲「国論二分のまま国民投票は無責任」 枝野氏発言に北側氏・船田氏同調

 民進党憲法調査会長の枝野幸男氏は十六日のBS日テレ番組で、安倍晋三首相が九条改憲を主張したことに「国論が二分され、国民投票で圧倒的に可決される状況でないのに自衛隊(明記)を国民投票にかけるのは無責任だ」と指摘した。

 枝野氏は、英国のEU離脱の国民投票などを例に「国民投票で否決されたら自衛隊はどうなるのか。僅差の可決でも結果を引きずり、国益を損なう。自衛隊のことを真面目に考えたら(三分の二で国会による発議を)押し切るなんてあり得ない」と慎重な審議を求めた。

 公明党憲法調査会長の北側一雄氏も「自衛隊の問題で国論を二分し、ぎりぎりの状況で国民投票に持ち込むわけにはいかない。野党第一党の民進党も理解できる形にもっていかなければならない」と語った。

 自民党憲法改正推進本部長代行の船田元氏は、首相発言について「乱暴な所があったが、改憲の熱意と方向性を示した」とした上で、「民進党に最後まで加わってもらい、国民投票がスムーズにいくようにしなければいけない」と同調した。

 安倍晋三首相が十五日のBS番組で、改憲の是非を問う国民投票と国政選挙について「別途やるのが合理的かどうか」と同時実施の可能性に言及しました。しかし、二つの選挙は有権者への働きかけのルールが大きく異なることから、同時実施による混乱を懸念する声があります。 (清水俊介)

 

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