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【政治】

退位法案を閣議決定 6月上旬に成立の見通し

 政府は十九日午前の閣議で、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」を決定した。皇位継承を定めた皇室典範の特例として、陛下の退位と皇太子さまの即位を実現する旨を明記。対象を陛下一代に限る一方、将来の先例となる形だ。歴史上、略称として使われた「上皇」を退位後の正式な呼称(称号)とする。法案は同日中に衆院に提出。陛下が退位の意向をにじませた昨年八月のビデオメッセージを契機とした政府、与野党の検討を経て、法案審議が始まる。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は閣議決定後の記者会見で「政府として法案の速やかな成立を期したい」と述べた。六月上旬に成立する見通しだ。

 一条では法整備の趣旨として、象徴としての活動継続が困難となる状況を陛下が「案じておられ」、国民がその気持ちを「理解し、共感している」事情を説明。退位後の呼称・敬称は「上皇陛下」で、皇后さまは「上皇后(じょうこうごう)陛下」。上皇は天皇と同様に、葬儀を「大喪の礼」とすることも盛り込んだ。

 

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