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【政治】

ギャンブル依存対策、女性議員増の促進、受動喫煙対策 先送り法案がこんなに

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 激しい与野党対立のあおりで通常国会では初めて一度も党首討論が行われなかった第百九十三通常国会。与野党対立の影響などにより、議論されなかった重要法案もある。 (大野暢子)

 ギャンブル依存症対策の強化に関する法案は与党、民進・自由両党、日本維新の会が別々に法案を提出し審議入りしなかった。女性議員の数を増やす努力を政党に促す「政治分野における男女共同参画推進法案」は、与野党が新たな法案を共同提出して成立させるめどがついていたが、結局先送りされた。

 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案は厚生労働省と自民党の調整が難航し、国会提出すらできなかった。

 一方、通常国会では初めて党首討論が行われなかったことについて、自民党の小此木八郎国対委員長代理は十六日の記者会見で「野党に提案したが、返答がなかった。非常に残念だ」と説明。民進党の笠浩史国対委員長代理は記者会見で「環境をつくらなかったのは自民党だ」と反論した。

 党首討論は、首相と野党党首がテーマの制約なしで計四十五分間議論する。導入後初の通常国会となった二〇〇〇年は六回開催された。その後、年一回召集される通常国会では少なくとも一回は開かれてきた。

 今年の通常国会は「共謀罪」法をはじめ、安倍晋三首相や昭恵夫人の関与が取り沙汰された学校法人「森友学園」「加計(かけ)学園」問題で与野党が対立。政府・与党には、首相が追及される場をできるだけ少なくしたい思惑があった。野党内にも、党首討論より時間が長い予算委員会の集中審議を優先するべきだとの声があった。

 

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