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【政治】

首相「獣医学部を全国に」 離農、ペット減…「現状でも十分」

 加計学園は、国家戦略特区制度を活用して愛媛県今治市で新設を目指す岡山理科大獣医学部の定員を百六十人としている。しかし、全国に十六ある獣医系学部・学科の総定員は九百三十人に上り、農林水産省は特区の作業部会でこれまで「現状で対応できている」との姿勢を示してきた。

 安倍晋三首相は二十四日の講演で、戦略特区に関し「今治市に限定する必要はない。速やかに全国展開を目指したい。意欲があれば獣医学部新設を認める」と述べたが、獣医師を増やす必要があるのか疑問の声も上がっている。

 生産者の離農や市場の縮小で、牛や豚の飼育数は一九八〇〜九〇年代をピークに減少。一時のペットブームが過ぎ、犬も減少傾向、猫は横ばいで、人気のペット医も飽和状態にあるからだ。

 一方で、地域によって家畜を診察する獣医師が不足しているとの指摘もあり、新学部の設置でこうした問題を解消できるとの期待もある。

 

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