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【政治】

首相の改憲発言 自民・船田氏「国民投票でしっぺ返しも」

 民進党の野田佳彦幹事長は二十六日の記者会見で、安倍晋三首相(自民党総裁)が秋に想定される臨時国会に自民党改憲案を提出すると発言したことに関し「加計学園」の獣医学部新設計画に触れ「憲法という大事な議論をするから、他の問題で邪魔をするなということではないか。全て『加計隠し』に見える」と批判した。

 民進党など野党四党は、憲法五三条の規定に基づいて加計問題などを審議する臨時国会の召集を求めているが、政府は応じていない。野田氏は「安倍政権は憲法の話をするなら(九九条の)憲法尊重義務を果たしてもらいたい」と求めた。

 共産党の志位和夫委員長は東京都内での街頭演説で、首相の改憲発言について「首相が期限まで区切って号令をかけるのは九九条に反するのではないか」と指摘した。

 船田元・自民党憲法改正推進本部長代行も自身のホームページで、拙速に議論を進めるべきではないとの考えを示した。

 船田氏は「(衆参両院で)改憲勢力が三分の二を占めているときに、早く発議してしまおうという考えは国民投票でしっぺ返しを食らう可能性が大きい」と強調。「改憲を目指す者は、国民投票の重要さと難しさを学ぶべきだ」と指摘した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は同日の記者会見で、首相発言に関し「憲法改正の議論は(国会の)憲法審査会の場で、各党がそれぞれの案を持ち寄って議論するものだ」として、各党に議論を促した。

 

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