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【政治】

首相側近また問題噴出 萩生田氏、稲田氏に続き下村氏も 

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 首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の秘書室長がとりまとめたパーティー券代計二百万円を受け取っていた自民党の下村博文幹事長代行。「違法献金」の指摘は否定したが、首相側近と学園関係者との親密な関係が明らかになった。文部科学省に学園の獣医学部新設を迫ったとされるメモが判明した萩生田(はぎうだ)光一官房副長官、自衛隊の政治利用と受け取られる発言をした稲田朋美防衛相に続き、側近を巡る問題がまた表面化した。 (金杉貴雄)

 下村氏は早くから首相を支持し、思想信条も共鳴する最側近の一人。第一次安倍内閣で官房副長官を務め、現在も幹事長代行の要職を務める。学園の秘書室長から計二百万円を受け取った当時は文科相に起用されていた。

 献金が「違法ではない」としても、獣医学部の新設を長年目指してきた学園の関係者が資金を集め、首相側近で新設を認可する文科相に渡していた構図は「加計ありき」との疑惑を深めるばかりだ。

 政府・自民党は、相次ぐ首相側近の問題が都議選に影響するのを懸念している。そうした事情を考慮したのか、萩生田氏は都内の選挙区選出の衆院議員だが、秘書によると要請があれば会合であいさつするものの、街頭演説など表だった活動はしていないという。

 稲田氏も「自衛隊としてもお願いしたい」と発言した二十七日以降は「予定はない」(事務所)という。

 ただ、下村氏は事情が違う。東京都連会長として都議選の陣頭指揮を執る立場だからだ。二十九日の候補者応援では「今日は選挙妨害があった。誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)の記事を書かれた」とし、記事の否定に言及せずにいられなかった。

 

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