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【政治】

「広域的」検討記録なし 加計問題、獣医学部新設は不透明

 国家戦略特区による獣医学部新設を巡り、内閣府が、昨年十一月に「広域的に獣医学部のない地域に新設を認める」との条件を加えた際、その検討過程を文書に残していないことが分かった。山本幸三地方創生担当相が七日の閣議後会見で明らかにした。

 「広域的に」の条件が加わったことで、学校法人「加計(かけ)学園」と競合していた京都産業大は特区申請を断念した。「加計ありき」との批判がある中、特区手続きの透明性を裏付ける文書を作成していないことで、選定の妥当性が揺らいでいる。

 山本氏は、七日の会見で、文部科学省や内閣府内部でのやりとりを記録した議事録は作成していないと説明。その理由を「少ないスタッフで、急ぎながら短いタイミングでやりとりをしているため」とした。

 山本氏は「広域的に」との条件を加えた理由について、「私なりに獣医師会との間で、落としどころを探って判断した」とし、「文科省と協議の上、まとめた原案を諮問会議で出しているので、透明性は確保されている」と反論した。

 特区手続きでは、内閣府が加計学園と京産大の構想を比較した記録を残していないことも判明している。

 

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