東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

豊洲の「無害化」撤回 小池氏、来春〜秋の開場目指す

 東京都の小池百合子知事は二十一日、築地市場(中央区)を豊洲(江東区)に移転し、築地の跡地を再開発する基本方針の具体化に向けた関係局長会議を開いた。都はこれまで豊洲に市場を移転する前提として、地下水などの有害物質を環境基準値以下にする「無害化」を約束してきたが、これを撤回し、追加の土壌汚染対策をした上で二〇一八年春〜秋に豊洲開場を目指すことを決めた。

 市場移転後は二〇年東京五輪・パラリンピックの準備を急ぎ、臨海部の競技会場から築地を通って都心部を結ぶ環状2号線について、大会前の二〇年三月をめどに地上部道路の整備を完了させる方針も示した。

 豊洲市場は、かつて都議会が無害化して開場すると付帯決議したが、地下水から環境基準の最大百倍のベンゼンを検出するなど達成できていない。この日の会議では、安全・安心な市場実現への対策を講じることなどを無害化に代わる新たな方針として掲げた。

 小池知事は「徹底した情報公開が信頼性の確保につながる。新しい都議会でも議論してもらう」と述べた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報