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【政治】

「加計」獣医学部新設 首相「1月に初めて計画知った」

衆院閉会中審査で、質疑者の大串博志氏らが「総理に聞いている」と抗議する中、答弁する山本担当相=24日、国会で(小平哲章撮影)

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 安倍晋三首相は二十四日の衆院予算委員会の閉会中審査で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画に関し、計画を把握したのは今年一月と答弁した。首相と学園の加計孝太郎理事長は三十年来の友人で、第二次内閣発足後も判明分だけで十五回、食事やゴルフを共にしている。野党は「にわかに信じられない」と指摘し、事実関係を確認するため、加計氏の国会招致を求めたが、首相は国会の判断に委ねると述べるにとどめた。 (金杉貴雄)

 この問題を巡っては、加計氏が首相と特に親しいことから、首相や側近が便宜を図ったとの疑惑が持たれている。首相は加計氏から働き掛けや依頼はなかったと説明し、自身も便宜を図ったことはないと強調した。

 首相は加計氏について、「政治家になる前からの友人」と説明。食事などをしても「『今治』という話は一切なかった」「(獣医学部新設について)具体的に話したことは一回もない。依頼されたこともない」と説明。政府が獣医学部新設を認める事業者を加計学園に決定した一月二十日になり、加計学園の計画を「初めて知った」と述べた。

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 民進党の玉木雄一郎氏は、首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議が昨秋以降、複数回開かれている点に触れ、把握時期が遅すぎるとして追及。「答弁が偽りなら、責任を取って辞任するか」と迫った。首相は「首相として責任を持って答弁している」と述べるにとどめた。

 首相は国民の信頼を取り戻すためにも、計画を一度、白紙に戻すべきではと問われると「白紙にすることは考えていない。国民の疑念を晴らすため、何ができるかは真剣に考えたい」と語った。具体的にどのような対応をするかには言及しなかった。

 この日の予算委員会に出席する予定だった日本獣医師会幹部は「都合がつかない」と欠席した。二十五日には参院予算委でも閉会中審査が行われる。

 ◇ 

 民進党は第二次安倍内閣発足後、首相と加計氏が十四回会ったと指摘。さらに首相の妻の昭恵氏がフェイスブックに投稿した二〇一五年十二月の会合を加えると十五回になる。

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