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【政治】

疑惑残し関係閣僚退場 辞任の稲田氏に続き松野、山本氏も降板

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 加計(かけ)学園の獣医学部新設問題の釈明に追われた松野博一文部科学相、山本幸三地方創生担当相が三日の内閣改造で、そろって降板した。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題では、改造前に稲田朋美氏が防衛相を引責辞任。安倍晋三首相は担当閣僚の交代で、政権に打撃を与えた二つの問題に幕引きを図りたい考えだ。 (村上一樹)

 加計問題を巡っては、首相周辺が文科省に獣医学部新設を急がせたことを示す記録文書が同省で見つかり、前川喜平前次官も文書の内容を裏付ける証言をしている。これに対し、首相や松野、山本両氏らは七月の衆参予算委員会の閉会中審査で、官邸の関与を否定。堂々巡りが続いている。

 日報問題では、稲田氏が陸上自衛隊から日報データ保管の報告を受け、隠蔽に関わっていたかどうかが最大の焦点だった。七月末に公表された特別防衛監察の結果は、稲田氏が報告を受けていた可能性に言及したが、稲田氏は辞任する際にも「報告を受けた認識はない」と強調し、真相は解明されていない。

 民進党の蓮舫代表は三日の記者会見で「人が代わっても疑惑は変わらない」と国会で追及を続ける方針を表明。共産党の小池晃書記局長も「疑惑隠し内閣だ」と批判した。ただ、自民党は日報問題の閉会中審査に関し、民進党が要求した稲田氏の参考人招致を拒否。加計問題でも、松野、山本両氏の招致には応じない構えだ。

 

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