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【政治】

江崎沖縄北方相 答弁「役所の原稿朗読」 地元・愛知で発言入閣は「重荷」

あいさつする江崎鉄磨氏=5日、愛知県一宮市の事務所で

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 江崎鉄磨・沖縄北方担当相(73)=愛知10区=は五日、地元の愛知県一宮市で記者団の取材に対し、今後の国会答弁で間違いを避けるためとして「役所の原稿を朗読する」などと発言した。担当閣僚としての責任を放棄したと受け取られる可能性がある。

 安倍内閣では、稲田朋美元防衛相ら閣僚に不適切発言が相次ぎ内閣支持率の下落につながったことから、三日の内閣改造までに問題発言があった閣僚を軒並み交代させたばかり。それだけに改造直後に飛び出した江崎氏の不適切な発言は新内閣に打撃を与えそうだ。

 江崎氏は、改造前の安倍内閣では閣僚の答弁が問題視されてきたことから、自身の対応方針を問われ「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。答弁書を朗読かな」と発言した。

 北方領土問題に関しては「素人は素人。白紙で、皆さんの知恵で色をつけてもらうことが大切」などと話した。さらに、北方担当を含めた入閣そのものが「重荷だったの。はっきり言って」と心情を吐露した。

 江崎氏は記者団の取材後、本紙の取材に対して、役所の原稿を朗読するとした発言の真意について「自分の思いで話すと、どこかで揚げ足を取られかねない。間違えたことを言ってはいけないという意味。答弁書を自分でチェックした上で読む」と説明した。北方領土問題に関しては「今まで専門に携わっていないということ」と釈明した。

 江崎氏は内閣改造前日の二日、首相からの入閣要請を「激務をこなせる自信がない」としていったん断った。直後に派閥会長の二階俊博幹事長から説得され、入閣に応じた経緯がある。

 江崎氏は、父の故江崎真澄元通産相の秘書などを経て一九九三年に衆院に初当選し、現在六期目。国土交通副大臣や衆院消費者問題に関する特別委員長などを務めた。

 

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