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【政治】

迎撃態勢重視し5.2兆円 防衛省概算要求 北朝鮮に対応

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 防衛省は三十一日、総額が五兆二千五百五十一億円に上る二〇一八年度予算の概算要求を決定した。一七年度当初予算は五兆一千二百五十一億円で、今回は過去最大の要求額。挑発行為を加速させる北朝鮮の弾道ミサイルに対応するため、態勢強化の費用を盛り込んだ。 (新開浩)

 弾道ミサイル防衛の関連費は千七百九十一億円。このうち、海上自衛隊のイージス艦に搭載する迎撃ミサイルを改良した「SM3ブロック2A」の取得費は、弾丸費の四百七十二億円を含むシステム総額に六百五十七億円を充てた。SM3を地上配備する新装備「イージス・アショア」は金額を示さない「事項要求」とした。年末の予算編成までに金額を確定させる。

 弾道ミサイルを地上で迎撃する航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を改良した「PAC3MSE」の取得費は二百五億円。弾道ミサイルの探知能力を強化する次期警戒管制レーダーの開発費は百九十六億円。

 防衛省はこれら新装備導入により、迎撃ミサイルの射程を延ばすなどの能力強化を図るが、実際に配備されるのは早くても二、三年後の予定。その間に、北朝鮮がミサイル開発を一層加速させる可能性がある。

 ミサイル防衛以外では、鹿児島、沖縄などの南西諸島の防衛強化を担う警備部隊の施設整備費が五百五十二億円。レーダーに探知されにくい最新鋭ステルス戦闘機F35A六機の取得費が八百八十一億円となっている。

 

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