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【政治】

前原氏、民進代表に 「自民に代わる選択肢を」

民進党代表選で勝利し、あいさつする前原誠司新代表=1日、東京都港区で(川上智世撮影)

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 民進党は一日の臨時党大会で、新代表に前原誠司元外相(55)を選出した。枝野幸男元官房長官(53)との一騎打ちを制した。前原氏は今年十月の衆院三補選や来年十二月までに行われる次期衆院選に向け、党勢回復の手腕が問われる。政党支持率が低迷する中、共産党などとの連携の在り方や、小池百合子東京都知事に近い勢力が結成を目指す新党との距離感も焦点になる。 

 前原氏は代表選出後の記者会見で「野党第一党として自民党に代わる選択肢をつくる使命がある。それをしっかりと国民に示し、支持率や(党への)関心度を高めたい」と語った。

 野党連携については「政党は理念、政策が大事だ」と指摘し、これまでの執行部が共産など三党と合意した選挙協力は「見直しを含めて検討すると言ってきた」と重ねて表明。「小池新党」に関しては「理念、政策に共鳴すれば協力は当然」とするにとどめた。

 改憲論議への対応を巡っては、代表選期間中に前向きな姿勢を示したが、「党内にはいろいろな考え方がある。どのような議論を行うべきかも、みなさんと話したい」と明言を避けた。

 前原氏は幹事長などを来週前半までに決めたい考えで、枝野氏に執行部入りを求める。若手議員も積極的に登用する意向。今年に入り離党者が続出し、人事で挙党態勢を築けなければ、さらに離党者が出て党内が混乱する可能性もある。

 代表選は蓮舫氏の辞任表明に伴うもの。前原氏は国会議員票の六割を集め、国政選挙の公認候補予定者と地方議員、党員・サポーターからの得票でも枝野氏を上回った。国会議員票百四十二票中、八票が無効票だった。前原氏の任期は二〇一九年九月までの二年間。

<前原 誠司氏(まえはら・せいじ)> 京大卒。京都府議、新党さきがけ政調副会長、民主党代表、国土交通相、外相、民主党政調会長、国家戦略担当相、16年10月から民進党「尊厳ある生活保障総合調査会」会長。55歳。京都2区、衆院当選8回。

 

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