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【政治】

「島根ミサイル落下」発言 竹下氏「どこが不適切」

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 自民党の竹下亘総務会長は四日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を巡って「広島はまだ人口がいるが、島根に落ちても何の意味もない」との自身の発言について、撤回しない考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 竹下氏は発言の真意を「戦略的に考えた場合、北朝鮮が島根を狙うかというと、それはないだろうという思いを話した」と説明。その上で、発言を撤回するか問われたのに対して「どこが不適切なのか。教えてくれれば考える」と語り、質問を打ち切った。竹下氏は衆院島根2区選出。

 政府・自民党幹部の軽率な発言は、先月三日の党役員人事と内閣改造以降も相次いでいる。麻生太郎副総理兼財務相はナチス・ドイツの独裁者ヒトラーを正当化するような発言をしたのに続き、今月二日には選挙応援に熱心な支持者を表すのに、精神障害者に対する差別的な表現を用いた。

 共産党の小池晃書記局長は四日の記者会見で、竹下氏の発言に関し、東日本大震災を「東北で良かった」と発言した今村雅弘前復興相の例なども引いて「自民党には地方を無視する、切り捨てるという思想が脈々と受け継がれているのではないか」と批判した。 (生島章弘)

 

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