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【政治】

新党「希望の党」で調整 若狭氏「小池共同代表」に言及

 小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員や細野豪志元環境相らが近く結成する新党の党名について、「希望の党」とする方向で調整していることが二十三日、分かった。細野氏が静岡県富士市で記者団に明らかにした。

 「希望の党」の党名は、小池氏が設立した政治塾「希望の塾」からとる。小池氏が新党に中心的に関わることを印象づける狙いがある。

 小池氏の新党での立場に関し、若狭氏は二十三日放送のBSジャパン番組で「共同代表は一つの選択肢だ」と語った。同時に「党首、代表に少なくとも国会議員がなることはほぼ決まっている」と説明した。共同代表は責任の所在や党の主導権があいまいになる難点もあり、他の肩書を含め慎重に検討している。

 擁立する候補者数について「五十人は下回らない」と強調。他の野党との選挙協力に関しては「『非自民、非民進』の政党をつくるというのが、そもそもの始まりだ。選挙だから何が何でも勝つという近視眼的な対応は基本的にしない」と慎重な考えを示した。

 これに関連し、自民党の萩生田光一幹事長代行は二十三日、小池氏の動向について「ぜひ都政に専念し、東京五輪・パラリンピックの準備をしっかりしてほしい」と党本部で記者団に語り、小池氏をけん制した。

 共産党の志位和夫委員長は、都内で記者団に「小池都政は都民の期待を裏切って、希望ではなく失望を招いている」と皮肉った。

◆新党 神奈川全区 擁立方針

 小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが結成する新党が、次期衆院選で神奈川県の十八小選挙区全てに候補者を擁立する方向で調整に入ったことが分かった。複数の民進党立候補予定者が新党入りのため、離党を検討していることも判明。複数の関係者が二十三日、明らかにした。

 このうち神奈川13区から出馬予定の太栄志(ふとりひでし)氏(40)は取材に「週明けに離党届を提出する」と明言した。

 離党届を受け、民進党が除籍(除名)処分とした笠浩史(神奈川9区)、後藤祐一(同16区)の両氏は新党入りを決めている。党県連は、「離党ドミノ」に対応し、対抗馬を立てる準備を進めている。

 関係者によると、若狭氏らと新党を巡り協議を続けている松沢成文参院議員が中心となり、有力な人物の情報を伝達。若狭氏に直接、出馬の意向を伝えた地方議員もいるという。

 

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