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【政治】

首相けん制「政策抜き」 「ブームから希望生まれず」

街頭演説する自民党総裁の安倍首相(右)と公明党の山口代表=28日午後、東京都渋谷区で

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 安倍晋三首相は二十八日午後、民進党による新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)への合流について「政策抜きに丸ごと合流することに大変驚いている」と述べた。「私たちは誠実に愚直に具体的な政策を訴える。厳しい選挙戦だが、身を引き締め全力投入したい」とも強調した。官邸で記者団に語った。その後の東京都内での街頭演説では小池氏を念頭に「ブームから希望は生まれない」とけん制した。

 官邸で首相は、衆院選の争点について緊迫する北朝鮮情勢への対応や少子化対策の必要性を挙げ「国民の生命と財産、幸せな国をいかに守り抜くかを問う選挙だ」と強調した。

 街頭には公明党の山口那津男代表とそろって立った。山口氏は「自公政権か、はたまた違う政権かを選択する選挙だ」と訴えた。

 前回二〇一四年の衆院解散の際、首相は解散を表明した十一月十八日と、解散当日の同二十一日の計二回記者会見に臨んだ。だが今回は「首相は今月二十五日の(解散表明の)会見で、国難を突破するため国民の信を問う必要があると説明した」(菅義偉官房長官)として見送った。

 自民党は二十八日、衆院解散後、初となる首相の街頭演説について事前に告知しなかった。首相が七月の東京都議選の応援演説で、自らにやじを飛ばし続けた聴衆に「こんな人たち」と反発し批判を浴びたことが影響した可能性もある。

 

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