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【政治】

5県で勝ち越し 野党共闘効果も 衆院選 新潟では4選挙区勝利

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 自民党が圧勝した衆院選。小選挙区の勝敗をみると、自民党が十九県で実質的に議席を独占した一方、野党は五県で勝ち越した。特に新潟では六選挙区のうち五選挙区で候補を一本化したこともあり、四選挙区で勝利。「野党共闘」が効果を発揮することを示した。 (山口哲人)

 野党系が勝ち越したのは岩手、新潟、長野、佐賀、沖縄の五県。このうち、特に強さが際だったのは「保守王国」と言われた新潟だ。民進前職らはいずれも希望の党入りを拒み、立憲民主党か無所属で出馬した。共産党が候補を立てた2区以外で野党が一致して民進系の前職や新人を支援し、自民党と「一対一」の構図に事実上持ち込んだことが功を奏した。

 4区は野党系無所属の菊田真紀子氏と自民の金子恵美氏の一騎打ち。公示後の討論会で金子氏が「無所属で当選しても仕事はできない。共産党に入るのか」と挑発すると、菊田氏も「原発に体を張り、賛成できないと言ってこそ新潟の国会議員だ」と反論するなど激しく争った。菊田氏は金子氏の比例復活も許さないほどの差をつけ勝利した。3区でも野党系無所属の黒岩宇洋氏が五十票差で競り勝った。敗れた5、6区も接戦だった。

 佐賀では、無所属と希望の党からそれぞれ出馬した民進党前職がともに勝ち、野党系が二議席を独占した。野党が乱立を回避した県では、自民に対し健闘が目立った。

 愛知では野党が立憲民主や希望、無所属に割れ共産も候補者を立てたが、全十五選挙区のうち野党系が七勝と善戦した。

 一方、自民党が小選挙区の議席を独占したのは、群馬、岐阜など十八県。岡山で3区の無所属候補を追加公認したことを踏まえると、実質的に十九県となる。前回二〇一四年衆院選で自民が議席を独占したのは十七県だった。

 

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