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【政治】

臨時国会召集応じず 来月1日に首相指名

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十六日の衆院各派協議会と参院議院運営委員会理事会で、特別国会を十一月一日に召集する日程を正式に伝えた。安倍政権は外交日程が立て込んでいるなどとして、野党が求める臨時国会の召集に応じない方針。特別国会の会期は八日間とする考え。連休やトランプ米大統領の来日を除けば実質三日間となる。野党側は「来年の通常国会まで実質的に国会が開かれないのは問題」などと反発している。

 来月一日には衆参両院本会議で首相指名選挙が行われ、安倍晋三首相(自民党総裁)が第九十八代首相に指名される。

 衆院各派協議会などでは自民党が会期を八日までにしたいと提案。野党側は首相の所信表明演説と各党の代表質問など審議を尽くすべきだと要求。会期については調整がつかなかった。

 民進党の芝博一氏は参院議運委理事会で「われわれは憲法五三条に基づき臨時国会の早期召集を求めてきた。年内に国会を開かないのは認められない」と抗議した。

 会期を巡り、政府は十一月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議など首相の日程が続くため、臨時国会を年末までに開催する余裕はないと判断した。

 官邸側は実質審議に応じるのは否定的。年内に森友学園の国有地取得に関する会計検査院の調査報告や加計(かけ)学園の獣医学部新設の認可判断が予定されており、難しい国会対応を迫られることも影響する。

 

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