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【政治】

女性議員1割「増やさないと」 「まとまった声に」

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 衆院選を受けた特別国会が一日召集され、新人議員らが初登院した。定数が十減の四六五になった中で、女性当選者は前回二〇一四年から二人増の四十七人になったが、衆院に占める比率は10・1%。母親の議員からは、女性の視点を生かした政策を推進するために「もっと増やさないといけない」との声が上がった。 (坂田奈央、安藤美由紀)

 立憲民主党の西村智奈美氏(50)=新潟1区、当選五回=は「一割は少ない。三割はいないと、まとまった声になっていかない」と指摘。生後十一カ月の男児は保育園に入れず待機児童になっており、シッターなどを活用しながら議員活動と育児を両立させる。保育の充実へ「保育士など福祉分野の人材の処遇を改善しないといけない」と訴えた。

 自民党の鈴木貴子氏(31)=比例北海道、当選三回=は九月に女児を出産したばかり。「腰を据えての子育てはこれからで未知数」だが、産後うつ対策や出産前の支援強化を挙げ「課題を抱えた人の声を政治に反映させたい」と意気込んだ。

 立憲民主新人の石川香織氏(33)=北海道11区=も三歳と一歳の子がいる。「育児しながらの国会議員活動は、かなりハードルが高い。そこまでして政治を志す女性がいるかというと、かなり少ない。環境が整って初めて、そういう気持ちになると思う」と話した。

 自民新人の国光文乃氏(38)=茨城6区=は「先進国でここまで(女性議員が)少ない国はない。人口の半分は女性だから(比率増で)民意の反映に近づいていければいい」と見据えた。自民の野田聖子総務相兼女性活躍担当相(57)=岐阜1区、当選九回=は「安定的に増やすには、女性のための政治塾のようなものをつくらないと(人材が)育たない」と提案した。

 

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